UCLファイルの検証として、UCLCMDを使おうと思い、参考リンクの手順でインストールしようと思ったら、いらんところで詰まったので、対処したことを書いておきます。

副産物

ArchLinux上でしか確認してないので、折を見てBSD上で確認してみたいところ。

確認とれたらプルリク投げたいと思っています。

libucl のCMakeLists.txt の修正

libuclには、CMakeLists.txtが付属しているものの、インストール機能を備えていません。

そのため、CMakeLists.txtを修正し、インストール機能を追加しました。

uclcmd の修正

uclcmd には、そもそもCMakeListsが付属していません。

加えて、BSD用(?)になっているっぽく、付属のMakefileでmakeを実行しても、コンパイルエラーおよびリンクエラーが出る為、ビルドが通りません。

生のMakefileをもうしばらく書いていないので、とりあえずCMakeLists.txtを書いて対応することにしました。

また、uclcmd.hに、GCC用の定義を追加し、コンパイルが通るようにしました。

対処後のインストール手順

1. libuclのインストール

  1. libucl リポジトリをcloneしてくる
  2. てきとうな場所でlibuclをcmakeしてmakeする
  3. sudo make installでlibuclをシステムインストールする

2. uclcmdのインストール

  1. uclcmd リポジトリをcloneしてくる
  2. てきとうな場所でuclcmdをcmakeしてmakeする
  3. sudo make installでuclcmdをシステムインストールする

その他

pcファイルとかはよくわからんので、zlibのやつを参考に作りました。


参考リンク



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Published

27 May 2018

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